大切なもの

本日、修理に出していた腕時計が1か月半ぶりに帰ってきた。
秒針が折れてしまい修理に出したところ日付を動かしている基板も壊れているため、
メーカーでないと対応出来ないらしく直るまで時間がかかるとのこと。

長年愛用してきたのでいろんな部分が壊れるのも当然だが、この際なので全部直して
貰うこととなりました。時計にとってはしばらくの静養みたいなものですね。

外部以外は総取り換えのような状態なので、
以前何度か修理をしたことを合わせると
恐らく当初の購入金額よりはるかに修理代の方が掛かっていると思います。

この腕時計はもともとそんなに高価なものではありません。
営業マンをしていたころなのでかれこれ15年以上前になりますが、当時は市営団地に住んでおり大変な時も多く、余裕も無かったので。

妻曰く「子供たちが3人で一生懸命選んだんだから大切に使ってね」と言われ、
うれしくて「一生大切に使う」と約束をしたのを覚えています。

それ以来ずっと一緒に過ごして来たので、もはや体の一部のように左手に着けているのが当たり前だったため、いざ修理とは言えいなくなると体の左右のバランスが悪い感じさえしてしまいます。

一生使えるかは分かりませんが、この先も修理が可能な限り使い続けて一緒に時を
刻んで参りたいと思います。

よろしくね、相棒。